milkuchenはドイツ語です。 2016年11月11日19時45分38秒
今さらですが「milkuchen」とはドイツ語です。
日本とドイツは、
どちらも敗戦国だったり、勤勉だったり。
経済力や産業・技術の面でも
なかなか共通するところが多いように見受けられます。
それ故に親近感を覚えやすい国なのですが
環境に対する考えは大きく違います。
(ドイツは東日本大震災の後、
即座に原発を停止する判断が出来ました。)
国民性・価値観とも言えるのですが、
その考え方の根本には
「憲法が保障するもの」の違いが
大きく国民の思考に影響しているようです。
日本の憲法(建築基準法もなのですが)が、
「最低限の暮らし」を保障をしているのに対し
ドイツの憲法では「人間らしい暮らし」が保障されています。
「最低限の暮らし」と言われれば
誰しも最低からはちょっと抜け出したい、
隣の人より、もっとよい暮らしをしたい。
自然とそう考えてしまいます。
「人間らしい暮らし」と言われるとどうでしょう。
より人間らしく生きるためには…
やはり隣合わせに生活する人や場所と
協力して豊かな環境を築くことを
自然と考えるのではないでしょうか。
「その時」に何を最優先にするべきなのか。
根本の価値観によって
判断と選択は大きく変わってくるはずです。
milkuchenでおうちをつくること。
ここは日本ですが、ドイツ語のmilkuchen。
「いっしょにつくりましょう」と
訴えかける暮らしづくりは
もちろん、自然と笑顔が溢れるような
人間らしい暮らしを求めています。
2016.11.11 ちょっと深いmilkuchen 二宮